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真珠について
1.巻き・てり
「巻き」は、真珠の中でも一番需要な要素となります。
また、真珠にとって「てり(光沢)」もとても重要な要素の為、傷・形よりも、てりが綺麗なものがオススメです。
真珠は、体内に侵入した異物から身を守るため、異物を何千もの真珠層で包み込みます。
この真珠層の厚みを「巻き」と言い、この巻きが厚く、より整然と重なり合っているものほど「てり(光沢)」が強くなり、長く美しさを保ちます。
てりの良い真珠は、手にした時自分の顔や照明が、はっきりと表面に映り込むのが特徴です。
2.傷
真珠は貝から作られた天然物の為、その過程で自然に出来た傷が必ずあり、本物である証拠でもあります。
無傷の真珠はほぼ存在しませんが、真珠の美しさを損なうものになる為、傷が少ないものほど希少価値が高くなります。
エクボについて
表面に出来た突起やくぼみのことをエクボ(傷)と呼びます。
ネックレスやピアスの場合、少々の小さなエクボであれば、身に着けてしまえばそこまで目立つことはありません。
傷と同じくエクボがない真珠もほぼ存在しませんので、必ずあるものだと知っておきましょう。
3.大きさ
真珠の元となる「核(かく)」の大きさと、真珠の表面を覆う真珠層の厚さで、大きさが決まります。
一般的にアコヤ真珠の大きさは7mm~8mmが普通サイズで、それ以上大きくなると産出量も少なくなります。なかでも10mmサイズのものは大変稀です。
大きな真珠をつくるためには大きな核を入れる必要がありますが、貝にとても負担がかかり、養殖中に貝が死んでしまう可能性が高くなります。
そのため、大きいアコヤ真珠を作るのは難しく、とても希少なものです。
同じ品質であれば、大きいものほど希少価値があがり高額になります。
4.長さ
真珠には様々な長さがあり、目的により使用する状況が異なります。
一般的に冠婚葬祭で使われる長さは40cmのチョーカータイプになります。
着ける人によって体格が異なる為、同じ長さでも、身に着けると長さに差が出ることがあります。
また、当店では長さの調整などのご相談もお受けしておりますので、お気軽にご連絡下さい。
5.色
真珠には、「実体色」と「干渉色」があります。
実体色とは、真珠層そのものの色のことを指し、干渉色とは、真珠層の厚みと光の屈折が生み出す幻想的な色の事です。
真珠層が厚くテリが良いものほど、真珠の奥から濃く深い色が浮かび上がっているのが特徴です。
実体色と干渉色が重なることで、ピンク、ホワイト、クリーム、グリーン、ブルーなどといった
さまざまな美しい色の真珠が生まれます。
実際にご試着いただき、お肌とのバランスで選ぶことが多いです。
6.鑑別書
上記が記載されているものを鑑別書と呼び、特に花珠など高品質パールに付けられていることが多い証書になります。
鑑別機関もさまざまですが、代表するものとして「真珠科学研究所」や「真珠総合研究所」などがあります。
7.産地
8.保管・手入れ方法
真珠はダイヤモンドやルビーといった鉱物(無機物)と違い、生きた宝石(有機物)である為、経年劣化しやすいのが特徴です。
ですが、適切なお手入れをしきちんとした保管方法をとれば、輝きを保ったまま長くお使いいただくことが出来ます。
お手入れ・保管方法
①使用後はクリーニングクロス、または清潔な布で拭く
真珠の表面に汗や皮脂が付着し、これらに含まれる“酸”が真珠を劣化させる原因です。
使用後は必ず専用のクリーニングクロス、もしくは柔らかく清潔な布で優しく表面を拭いてあげましょう。
基本的なお手入れとしては「拭くだけ」です。これだけでも十分に長く美しさを保たせることが出来ます。
また、化粧品や香水などにも“酸”は含まれています。真珠を身に着けるタイミングは、すべての準備が終わった一番最後がオススメです。
洗剤や水で洗う行為もNGですので注意しましょう。
②高温多湿を避ける
真珠は高温状態に置かれると、真珠内部の水分が蒸発し乾燥して収縮します。逆に多湿状態に置かれると、湿度を吸い膨張します。
さらに、収縮と膨張を繰り返すと真珠に大きな負担がかかり、亀裂が入って割れてしまう可能性があります。
これらは真珠が割れるだけでなく変色にもつながる為、非常に注意が必要です。
箱などに収納し、光の当たらない暗所で保管するようにしましょう。
9.シーン
真珠は、お祝いの席や仏事など、さまざまなシーンでお使いいただけます。
お祝いの席や卒業式・入学式などの式典、人生の節目を彩ってくれます。
またお祝いの席では、ロングパールネックレスや二連ネックレスなど、華やかに着けていただくことが出来ますが、
仏事では「悲しみが長く続く、同じことが二度重なる」という意味合いから、着用はふさわしくないと言われています。
そのような意味合いから、約40cmのチョーカータイプをオススメです。